MEXC Global：仮想通貨（ビットコイン）のペナントとは？パターン解説

仮想通貨はFXと同じように、多数のプロトレーダーが活躍している市場です。よくチャートに出現する保ち合いパターンであるペナントについて記事としてまとめていますので、トレーダーを目指す方は参考にしてみるといいでしょう。

ペナントとは？
相場の性質
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1. 関連

ペナントとは？

ペナントとは、相場が激しく上下にトレンドで動いた後に見せる傾向です。これは徐々に相場が収束していき、徐々にレンジ相場へ移行していきます。この相場は徐々に値動きが静かになっていくため、大きな値動きは期待できません。この形成状態がペナントと言われています。自身で暗号資産の価格の動き、方向、コインのマーケットやニュースの情報をテクニカル分析をして理解し察知しておく必要があります。下落、上昇いずれにしても通常、暗号通貨では傾向が見えます。

Source : Tradingview BTC/USD 1hour leg 07-2023

ペナントは上昇トレンド時には上昇ペナント、下降トレンド時には下降ペナントというものが発生します。このペナントの三角持ち合いは基本的にはトレンド継続のチャートパターンと言われており、この形状になると、次もトレンドが継続すると言われています。時間足のトレンドラインに注目です。基本、上昇ペナントは高値（上値）の上向きに長くチャートが推移、下降ペナントは安値の下向きに逆チャートが推移します。ツールなどで違い、転換などを判断できます。

相場の性質

ペナントを語る前に相場についても知らなければなりません。これはFXでも仮想通貨でも、そして株でも同じことですが、相場は収縮、拡散、そして方向性の3つで構成されます。ペナントの場合は方向性が終わり、収縮期へ移行する際に見せるチャートパターンです。

収縮

収縮期はレンジ相場を示します。これは上下の決まった上限値、下限値の間を上下に動いているだけの市場です。この相場は次の方向性を出すための溜めの時期に相当します。この後相場は徐々に値動きが荒くなる、拡散を迎えます。見方としてレジスタンスをブレイクアウトすると一気に動くのがポイントです。その後再び途中で戻ってくるケースがあるので注意です。

Source : Tradingview BTC/USD 1hour leg 07-2023

拡散

拡散はレンジ相場がおわり、段々値動きが荒くなり始めていきます。段々上下に振り始めて、最終的には次の方向性が出ます。トレンドフォロワーの場合はこのタイミングで上か下かを予想してエントリーするタイミングと言えるでしょう。

Source : Tradingview BTC/USD 1hour leg 07-2023

方向性

拡散が終わると、トレンドが起こり、激しい値動きが起こります。トレーダーにとっては最も大きな値幅が狙える相場がこの方向性です。この時期は、一番大きな利益を狙うことができますので、勝負をかけるべきタイミングです。展開としては投資家が最も稼げる重要なタイミングで直近で最も値動きが大きくなり、サインにもなります。