ビットコインは為替相場と比べると、比較的ボラティリティが高い相場です。それがゆえにスキャルピングをするときは取引量を抑えてトレードをしなければなりません。しかし相場の状況によっては1分足でもトレードチャンスになります。
1分足スキャルピングは可能?
仮想通貨のFXにおいてビットコインでインジケーターを使いながら、繰り返し売り買いをして1分足スキャルピングは可能かというと、十分可能です。1分足スキャルピングの手法が有効に機能しやすい局面は以下のような時になります。基本的にボラティリティがとても高い時間帯を狙ってトレードすることが好ましいです。これはビットコインだけでなく、アルトコインにも同様のことが言えるでしょう。取引所によっては禁止になっていたり、手数料が高いケースもあるので注意です。
流動性が高い時間帯
法定通貨との通貨ペア、たとえばBTC/USDやBTC/JPYの場合、政治イベントや重大な経済指標のタイミングでエントリーすると市場のスプレッドが広がって一気にボラティリティが高くなりますのでリスクでもあります。このときは1分足スキャルピングがとても利きやすいのです。とくに政策金利、失業率、CPI、GDPなどの重要な指標のときは法定通貨がとても荒れますので、大きく変動を起こします。変動が大きい分、損失も出やすいので資金に気を付けていかないといけません。
平日のトレード
ビットコインをはじめ、仮想通貨の相場は経験上、土日ほど1日安定しておとなしくなり、値動きが少ないのでレンジになりますので落ち着くためメリットでしょう。そしてだんだん動きが荒くなり、トレンドが生まれやすくなります。そんなときこそ短期の1分足や5分足スキャルピングが利きやすいです。市場の状態を詳細まで判断して取引しましょう。そのためテクニカル分析ができるかもポイントになるでしょう。
ビットコインが荒れている場合
最近ビットコインは仮想通貨相場における基軸通貨になります。それがゆえに、最初ビットコインが荒れていくとその後それにつられて、異なる種類のリップルやイーサリアム、テザーコインなども連動して大きく動く傾向にあります。このときは1分足スキャルピングの注文がとても利きやすいのです。デイトレードでアルトコインをやる場合はビットコインの値動きも確実に見ておくととても良いです。一つでも勝てると少し自信が付いてきます。
1分足スキャルピングが有効ではないとき
1分足スキャルピングというのは基本的に上記でも説明した通り、相場がよく動くときに戦略として嵌りやすいです。以下のような相場の状態のときは難易度が上がり、スキャルピングはあまりおすすめしません。ボリンジャーバンドや移動平均線などを引いて相場の状況を見極めてやるかどうかを考えましょう。期待していたのに長い期間待っても結果が出ないケースもあります。短期間で効率良く勝つには少なくとも相場の把握と予想が重要です。
レンジ相場
これは為替でも株でも同様ですが、相場というのは常にトレンドが起こるわけではありません。トレンドは全体の2割程度。トレンドが終わると必ずレンジ相場になります。この相場は小さな値動きしか起こらず、値幅も取れないため、スキャルピングで勝つことは非常に難しいです。コツコツ稼いでも1回負けてしまうと利益が消えてしまうことが多いのです。理由は値幅が取れないからです。
土日トレード
仮想通貨相場というのは基本的に平日に大きなトレードが生まれやすい傾向にあります。土日は投資家や証券会社なども動きを見せずに静観するケースが多いため、値動きがあまり起こりません。そうなると1分足スキャルピングもあまり効果が出ません。
アジア時間
これは株や為替でも同様の話になりますが、アジア時間の場合は相場がほとんど動くことがありません。アジア時間はレンジで終わることが多く、値幅がほとんどとれません。ねらい目はロンドン市場やニューヨーク市場になります。
口座開設をしよう
投資を実際に始めるためにはまず口座開設をしなければなりません。MEXCでは無料で口座開設が可能になっているので、気軽に口座開設ができます。以下の記事で口座開設の方法について解説していますので、参考にしてもらえればと思います。
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