Bybit:仮想通貨バイビットのマーク価格とインデックス価格の違いと特徴、計算方法解説

Bybit

Bybitでは価格に関して2つの概念が存在します。マーク価格とインデックス価格はだいたい同じですが、相場が大きく動いているときに違いが出てきます。Bybitでトレードをするのであれば、マーク価格とインデックス価格の違いを知っておく必要があるでしょう。

Bybitで使われている価格

Bybitではそもそも使用される価格の種類がとても多いです。それぞれの意味を知っておく必要があります。

インデックス価格

注文画面に表示されている他の取引所の価格を参考に算出された現物価格のことをインデックス価格と呼んでいます。複数の取引所の取引価格を考慮された価格になるため、現物価格が大口の取引によって変動するリスクを減らすことができます。

マーク価格

マーク価格とは、含み損益やレバレッジと証拠金、さらにはロスカットの基準となる価格になります。計算方法は以下のようになります。

資金調達基準率 = 資金調達率 * (資金調達までの期間 / 資金調達間隔)
公正価格    = インデックス価格 * (1 + 資金調達基準率)

最終取引価格

最終取引価格は取引板の中央に表示されている、Bybit取引所における現在の市場価格を指しています。この価格は単純にBybitで今コインがいくらの値で取引されたかということがわかります。精算されたポジションはこの最終取引価格によって取引されることになります。

強制決済価格

強制決済価格はポジション画面に表示されているロスカット価格です。証拠金が強制決済価格を下回ると、強制決済されることとなります。もちろんのことですが、レバレッジを高めれば高めるほど、ロスカットの危険度はどんどん増していくことになりますので注意が必要です。

参入価格

参入価格は、自身のポジション取引量と個々のポジション取引額から算出される価格を指しています。参入価格はトレーダーがポジションを増減するたびに再計算され、トレーダーが保有しているポジションの状態を確認できるようになっています。

マーク価格をロスカット水準にする理由

価格は以上のようなものになりますが、証拠金や強制ロスカット水準はマーク価格で判定されるようになっています。これは仮想通貨FXなどでは大きな価格変動に巻き込まれることが少なくありません。Bybitではこのような事態に巻き込まれないためにマーク価格をロスカットに採用しています。

影響を低減

インデックス価格を採用してしまうと、相場の上下動に巻き込まれてしまうことになるのです。マーク価格を採用することで、安定するのです。マーク価格最大の特徴は、市場の急激な相場変動に影響を受けにくいことです。これにより、相場の変動により、振り回されることがなくなります。

取引の公正性

Bybitでは公正な取引を実現のため、マーク価格と最終取引価格によって行う二重価格メカニズムを採用しています。不安定な市場において、二重価格を判断に用いることでトレードにおける公平性を担保できるということになります。

マーク価格の影響範囲

それではマーク価格はどのような部分で影響を受けるのでしょうか。マーク価格は清算価格と未実現損益のみに影響するとBybitでは発表しています。実現損益には影響しないということを意味しています。数秒の間に市場価格が急激に動いてもマーク価格は滑らかな価格変動になります。これによって、とても安定するようになるのです。ありえないレートでロスカットされるリスクを軽減することが可能になります。

条件付き注文

Bybitの注文タイプには条件付き注文があります。条件付き注文ではマーク価格を指定することが可能になっています。ロスカットの判断基準がマーク価格によって行われるため、マーク価格をしているユーザーはとても多いです。条件付き注文では最終取引価格やインデックス価格を指定することも可能になっています。

未実現損益

Bybitでは未実現損益と言う概念があります。未実現損益は未決済ポジションの損益を指している数値であり、損益判断をするにあたってはマーク価格で表されます。現時点の損益判断には最新の市場価格情報が絶対に必要になります。

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