Gate.io:IEOとは? ICOやSTOとの違い

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仮想通貨取引所でIEOという言葉を良く聞く方はとても多いでしょう。大手の仮想通貨取引所ではどの取引所でも取り扱っているからです。IEOを通じて収益を得たいと考えている方は、是非この記事を参考にしてみるといいでしょう。IEOだけでなくICOやSTOもありますので、同時に覚えておくといいでしょう。

IEOとは

Initial Exchange Offeringの略称がIEOになります。資金調達したい企業がトークンを発行し、その販売を取引所に委託します。取引所は上場・販売を前提に、発行されるトークンだけでなく、コインについての調査を行い、問題がなければ取引所が自社のユーザーに対してIEOを実施し、新たなトークンが販売されます。これによりコインの宣伝ができる開発プロジェクトにとってもメリットが大きいのです。集められた資金でプロジェクトの開発が進められます。Gate.ioでは似たような制度でスタートアップというものがあります。興味がある方は参考にしてもらえればと思います。

ICOとは

ICOはInitial Coin Offeringの略で、IEOの前に流行していたと言えるトークンの販売方法です。ICOは各会社が銘柄のプロジェクトをインターネット上で公開して、投資家がトークンを仮想通貨で購入する仕組みです。しかし実際は資金を集めた後、逃亡してしまう事例が多く、詐欺率が90%を超えることで大きな問題となりました。これによりICOは一気に衰退し、代わりに取引所の調査が必須であるIEOが流行するようになりました。ICOは何の調査もなく販売が始まりますが、IEOでは取引所の調査が入る分信頼性があります。

STOとは

STOとはSecurity Token Offeringの略称で、株式や不動産などの「証券」と定められるトークンだけを販売する仕組みです。STOは有価証券に適用される法律に準拠していることが条件なので、正当に販売ができます。IEOに扱えない有価証券をブロックチェーン上で扱っているため、STOも利用している人はとても多いです。IEOとSTOの大きな違いは、証券制の有無です。IEOで発行されるトークンは証券性を持ちません。

IEOのメリット

Gate.ioではスタートアップというIEOにとても似た制度がありますが、これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

取引所が審査を行う

IEOの場合は必ず取引所の調査が入ります。ICOのように調査もなしで怪しいトークンを販売することはありません。つまり信頼性がとても高いということです。技術力や運営の健全性などを慎重にチェックし、問題なしと判断されて初めて上場・販売に踏み切ります。つまり選ばれたコインでなければIEOに参加することはできません。

上場が決定している

IEOの場合は取引所のOKが出ていますので上場が決まっているようなものです。ICOの場合はそもそも上場すらできるかどうかわからない詐欺コインが多かったです。取引所が介在するIEOではすでに上場が決まっていますので安心して投資できます。

ユーザーは誰でも参加OK

取引所のユーザーなら誰でも参加できるという利点がIEOはあります。IEOの場合は難しい参加条件を設けていません。誰でもIEOに参加が可能です。多くの参加希望者が殺到しますが、参加できるかどうかは抽選で決められます。取引所にとっても、IEOを実施することで多くのユーザーを集めることができるメリットがあります。

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